市街地開発事業 2
西ドイツでは容積率の最高は400%程度、ロンドンでも500%程度に抑えられているのに対して、わが国では最高1000%という高容積率が認められています。
特定街区ではさらに緩和措置がとられています。
また西ドイツでは住居地域の容積率は80%が普通とされています。
しかし日本では200%は普通とされており、最高300%まで許されているのです。
これらの大都市における高容積率の指定は地方都市へも影響を及ぼしています。
大木一雄さんによれば、地域地区指定にあたっての住民参加の結果は、既成市街地の良好な住宅地では、住民自らの居住環境を保全したいという要求をいれて、第1糧住居専用地域など、より強い規制の地域指定を行なった例もあります。
しかし一方において、大都市周辺の市街化の進んでいない地域においては、一般に緩い地域指定が行なわれたため、せっかくの住民参加が裏目に出たケースも少なくないのです。