持続可能な林業をめざして 10
1978年に、日本では合板のほぼ3分の1がコンパネの製造に向けられていました。
これはコンクリートを流す型枠づくりに使用されるもので、2、3回使った後は捨てられることになります。
さちに悪いことに、そのほとんどが東南アジアの熱帯産高品質硬材なのです。
フィンランドでは、建設用木材のほぼ10パーセントが失われています。
またカナダのトロントでは、平均的な住宅の建設中に845キロの木材が浪費されていますが、それはそこに暮らす家族の紙の年間消費量に匹敵するのです。
こうしたはっきりした損失のほかに、隠れたところで浪費が多々生じています。
・・・たとえば、アメリカ合衆国における住宅の壁のほとんどは、40センチ間隔に置かれたビームによって建てられています。
その間隔を60センチにするだけで、壁の強度や質に目立ったマイナス効果を与えることなく、木材所要量を減らすことができるはずなのです。