海苔をニ枚重ねて焼く理由は?
黒い海苔をサッと火にあぶると鮮やかな緑色に変わり、高い香りがプンとにおいます。
香りの正体は、ジメチル・チオ・エーテルという成分で、熱によって出ます。
しかし非常に揮発性が高いので、両面を焼くとみんな逃げてしまいます。
そこで、海苔をニ枚重ねて四隅を表裏とひっくり返して軽くあぶると、ムラなく焼ける上に、2枚の海苔の間によい香りが封じこまれるため、おいしく焼けるのです。
なお、黒い海苔を焼くと緑色に変わるのは、黒にはたくさんの色素が混ざっていて、火にあぶると緑色以外の色素は熱に弱いために分解し、葉緑素だけが残るからです。
また栄養面からみると、海苔は総合ビタミンこミネラル剤といってよいほどの完全栄養食品です。